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原因から根本的に治療 てんま活法整骨院
大阪市北区松ヶ枝町1-41
  1. てんま活法整骨院の治療コラム ヘルニア
 

てんま活法整骨院の治療コラム

当院の施術のことや、整体のこと


皆様に有益な情報を書き綴ってまいります。

じぶんんにも当てはまるな〜

こんな症状も整体でいいの?

こんな時はどうしたらいいの?

など書いていきます。

2025/06/12

家事をしていて立っている時間が辛い


日常のちょっとした動作が痛みで億劫になる。


そんなお悩みを抱えていませんか? 



はじめに 

 


こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。

「洗い物をしているだけで、お尻から足にかけてズーンと痛む」

立っているのが辛くて、すぐ座りたくなる」


「でも、座っても楽にならない…」


これは、当院にご相談があった60代女性の坐骨神経痛の典型的な症状です。

坐骨神経痛は、坐骨神経というお尻から太ももの後ろ、ふくらはぎを通って足先に伸びる長い神経が、


何らかの原因で刺激されたり、圧迫されたりすることで起こる痛みやしびれの症状を指します。


厚生労働省の「国民生活基礎調査」では、女性の腰痛訴えの中に、坐骨神経痛を含む神経症状が含まれているとされており、年齢と共に発症リスクが高まることがわかっています。


特に筋力低下や骨格のゆがみが進みやすい60代は、注意が必要です。


では、なぜ坐骨神経痛が起こるのでしょうか。


次にその原因について詳しく解説していきます。



坐骨神経痛の主な原因


坐骨神経痛の原因は一つではなく、いくつかの要因が重なって起こることが多いのが特徴です。


以下に代表的な原因を詳しくご紹介します。


  • 腰椎椎間板ヘルニア


背骨の間にある椎間板(ついかんばん)は、クッションのような役割を果たしています。


これが何らかの負荷により後方へ飛び出し、腰椎(ようつい)から出ている坐骨神経を圧迫することで、強い痛みやしびれを引き起こします。



  • 脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう):


加齢による骨の変形や靭帯の肥厚などにより、神経が通る脊柱管が狭くなります。


これにより神経が慢性的に圧迫され、特に歩行時に痛みやしびれが出現しやすくなります。


休息によって一時的に症状が緩和される間欠性跛行が特徴的です。


過去に椎間板ヘルニアを経験した方が脊柱管狭窄症になることもあります。


  • 梨状筋症候群


お尻の深部にある梨状筋という筋肉が硬くなることで、その下を通る坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こします。


特に長時間座ったままでいると、梨状筋が緊張しやすくなり、神経への影響が強まります。


症状は一見、椎間板ヘルニアと似ているため、鑑別診断(かんべつしんだん)が重要です。


  • 骨盤や腰椎のアライメントの乱れ


骨盤が左右に傾いていたり、背骨が過度に反っていたりすると、周囲の筋肉や靭帯に過剰なストレスがかかり、坐骨神経に影響を与えます。


特に60代では、筋力低下や過去の生活習慣によるゆがみが顕著になりやすく、坐骨神経の周囲が圧迫されるリスクが高まります。


  • 筋膜や靭帯の癒着・硬化


筋肉を包む筋膜や関節を支える靭帯が長年の使用や運動不足で硬くなると、柔軟性が失われて神経周囲の動きが低下します。


この結果、神経がスムーズに動かなくなり、痛みが発生しやすくなります。


  • ストレスや自律神経の乱れ


精神的なストレスが続くと、筋肉の緊張が強まり、腰やお尻周囲の血流が悪化します。


血流不足は神経への栄養供給を妨げ、痛みやしびれを悪化させる可能性があります。



以上のように、坐骨神経痛の原因は複数存在し、それぞれが絡み合って症状を複雑にしています。


そのため、根本的な改善には、なぜ自分の体にこの症状が出ているのかを丁寧に見つめることが重要です。




体のゆがみと坐骨神経痛の関係


坐骨神経痛の背景には、体のゆがみが大きく関わっています。


特に60代になると、日常生活の癖や筋力の低下により、姿勢が徐々に崩れやすくなります。


たとえば、以下のような姿勢や動作が、体のゆがみを生み出すきっかけになります。


片足に体重をかけて立つ癖がある


椅子に浅く座り、背中を丸めた姿勢が多い


台所での作業や洗濯物を干すときに、片側にねじった姿勢になることが多い


このような姿勢は、骨盤や背骨のバランスを崩しやすく、坐骨神経が走るラインに沿って余分な圧力をかける要因になります。


結果として、神経への刺激や圧迫が慢性化し、痛みやしびれが生じるのです。


特に体にゆがみがあると、片方の腰の筋肉に負担が集中し、筋肉の緊張が強まります。そうすることで血流が悪くなり必要な酸素や栄養が行き渡らなくなります。


これが、立ち上がる動作や長時間立っていることが辛く感じる大きな理由のひとつです。




日常生活での注意点


坐骨神経痛を改善・予防するには、日常生活の中で体にかかる負担を減らすことが大切です。


以下の点に気をつけてみましょう。


  • 長時間立ちっぱなし・座りっぱなしを避ける

 

同じ姿勢が続くと、神経への圧迫が強まります。


30分ごとに軽く体を動かすことを意識してください。


  • 椅子に深く腰かけ、背筋を伸ばす

 

骨盤が立ち、腰にかかる負担が軽減されます。


足を組む・片足重心を避ける


無意識にやってしまう習慣ですが、体のバランスを崩す原因になります。


足を組まないと落ち着かない方はすでに大きくゆがみが出ているサインかもしれません。


  • 重たい荷物を持つときは、膝を曲げて体全体で持ち上げる


腰に負担が集中しないように、足の筋肉を活用する意識を持ちましょう。


  • 冷え対策を心がける


冷えは筋肉を硬くし、神経痛を悪化させることがあります。


特に腰や足を冷やさないようにしてください。


こうした工夫を重ねることで、神経への刺激を減らし、日常の動作をより快適にしていくことが可能です。


まとめ


坐骨神経痛は、休んで一時的に痛みがおさまると放置されやすい症状です。


実際、当院に来院される方、徐々に症状がキツくなってきて辛くて耐えられないと訴え来院される方が多くおられます。


もしあなたが、坐骨神経痛でお悩みであれば、原因を理解し、体の使い方を少し見直すことで、痛みの軽減や再発予防が期待できます。


痛み、しびれを我慢するのではなく、ご自身の体と丁寧に向き合ってみませんか?


日常生活での注意点を試したけれど、痛みが続く、生活に支障がある時は、整骨院などの国家資格を持った専門機関にご相談ください。


当院でも、体の歪みを整えることで症状にアプローチアプローチする施術を行っています。


坐骨神経痛でお困りでしたら一度ご相談ください。


「立っているのが辛い…」そんな日々から、「外出するのが楽しみ!」と思える日常へと、少しずつ前進していきましょう。


2025/06/12
「腰が痛くて朝の動き出しが辛い」
「長時間座っていると足にしびれが出てくる」
このような症状でお悩みではないですか? 

はじめに 


こんにちは、大阪市北区、てんま活法整骨院の木下です。今回ご相談いただいたのは40代男性のKさん。

腰の痛みが半年以上続いて、整形外科に行ったところ椎間板ヘルニアの診断を受けたとのことでした。

病院でのリハビリに週1〜2回通っていたけれど、なかなか変化が見られないのでご友人の紹介で来院されました。

仕事でのデスクワークや立ち仕事、通勤などによって、知らず知らずのうちに腰へ負担がかかっているケースは少なくありません。

厚生労働省の調査によれば、腰痛は日本人が自覚する症状の中でも上位に位置し、その中でも腰部椎間板ヘルニアは40代から50代の男性に多く見られる症状です。

単なる筋肉の疲労とは異なり、腰から脚にかけての強い痛みやしびれを伴うのが特徴です。

長く続く腰痛で整形外科を受診したところMRIなどの画像診断を受けてヘルニアと診断される方も多くおられます。

痛みや違和感が出た時に早く対処することが、状態を悪化させない上でも重要です。

この記事では、腰部椎間板ヘルニアの原因をはじめ、体のゆがみとの関係性、そして悪化を防ぐための日常生活での注意点を、専門的視点からわかりやすく解説します。

腰の痛み、足のしびれでお困りの方はぜひ最後までお読みください。

症状解説


腰部椎間板ヘルニアは、背骨の腰部にある椎間板が外側に飛び出し、背骨にある脊柱管内を走る神経を圧迫することで発症します。

椎間板は、中央の「髄核と、それを包む線維輪で構成されており、年齢や生活習慣によって線維輪が弱くなると、内圧に耐えきれず髄核が飛び出すのです。

この飛び出した部分が神経を圧迫すると、腰の痛みだけでなく、お尻や太もも、ふくらはぎ、足先にかけてのしびれや痛みを引き起こします。

痛みによりさらに腰の筋肉の緊張が強くなり、動きの制限や上手く力を入れることができない状態に陥ります。

さらに重症化すると、足に力が入らない、排尿・排便に支障をきたすなど、深刻な症状へと進行することもあります。

この様な重症化した状態では整形外科で手術の診断が出ます。

今回ご相談いただいたKさんや整形外科でリハビリを行う診断を受けられた方は重症化する前段階の方です。

原因としては、加齢や長時間の不良姿勢、過度の荷重作業、運動不足による体幹筋の筋力低下、40代男性に多い生活パターンとも深く関係しています。

次に項目で原因について掘り下げていきます。


原因解説


ヘルニアの原因である椎間板の損傷には、体のゆがみが大きく関わっています。

事故、転落、スポーツ時の外傷など一時的な強い衝撃によって起こったヘルニア以外は、体の使い方と体のゆがみが大きく関与しています。

長時間のデスクワークや運転で前傾姿勢が続いたり、左右どちらかに体重をかけて立つ癖があったりすると、骨盤や背骨が本来の位置からズレ、椎間板に偏った圧力がかかるようになります。

たとえば猫背や反り腰は、背骨の自然なカーブを崩し、椎間板への負荷を増やします。

また、足を組む、片側の肩ばかりにカバンをかける、床にあぐらで座るといった日常動作の癖が知らず知らずのうちにバランスを崩します。

また過去の捻挫や怪我などで無意識でかばう動きをしていてバランスを崩しておられる方も多くおられます。

そして腰への負担、筋肉の緊張を蓄積させているのです。

他にも肩甲骨や股関節の動きが悪いと、日常の動作で必要以上に腰を使うことになり、椎間板に負荷が集中します。

こうした体のアンバランスは、本人が自覚しないまま進行していくケースが多くあります。

姿勢と動作の癖を見直すことは、ヘルニアの予防と再発防止の第一歩なのです。

筋力低下の回復を図るのにもまず体を正しいバランスに戻した上で行うことが重要です。


対策


腰部椎間板ヘルニアの悪化や再発を防ぐには、治療と同時に日常生活の中で腰への負担を減らす意識が重要です。

特に以下の点に注意しましょう。

1. 姿勢を正しく保つ


デスクワーク中は、骨盤を立てて深く座り、背筋を伸ばす姿勢を意識しましょう。

背もたれを上手く使い、足は床にしっかりつけて膝は90度が理想です。

定期的に立ち上がって体を動かすことで、筋肉の緊張を和らげることができます。

同じ姿勢が長時間続かないよに心がけましょう。

2. 荷物の持ち上げ方に注意


重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とし、物を体に近づけてから持ち上げます。

腰だけを前に倒して持ち上げる動作は、腰に大きな負担をかけてしまいます。

荷物は可能な限り両手で均等に持ち、片側に偏らないようにしましょう。

3. 冷え対策を徹底する


筋肉や神経は冷えると緊張しやすくなり、痛みやしびれが増す傾向にあります。

冬場やエアコンが効いた環境では、腰はもちろんですが、腹部や足元を冷やさない工夫を心がけましょう。

職場では膝掛けやカイロを活用し、外出時は腹巻きなども効果的です。


まとめ


腰部椎間板ヘルニアは、放っておくと慢性的な痛みやしびれ、歩行困難といった深刻な問題に発展することもあります。

しかし、原因を理解し、体の使い方を見直すことで、改善や再発予防が十分に可能な症状でもあります。

「どうせ年のせいだから…」「仕事柄仕方ない…」と諦めてしまう前に、まずは今の自分の姿勢や習慣に目を向けてみてください。

現状、辛くて早く回復したいという方は、体の歪みにアプローチする専門的な機関を受診することをお勧めします。

当院でも、体のバランスを整える施術とともに、日常生活で気をつけるべきポイント、体の使い方をアドバイスしています。

腰は様々な動きに関わり、一生付き合っていく大切な部位です。

腰の痛み、足のしびれお困りの際は一度ご相談ください。


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