当院の施術のことや、整体のこと
皆様に有益な情報を書き綴ってまいります。
じぶんんにも当てはまるな〜
こんな症状も整体でいいの?
こんな時はどうしたらいいの?最近、右手の小指と薬指がしびれて力が入りにくいんです。
パソコン作業をしていると特に症状がひどくなって…」
はじめに
こんにちは、大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。
肘の内側から手にかけてのしびれや痛みでお困りの40代男性からのご相談です。
特に小指と薬指に限定されたしびれは、神経に関連する問題が疑われるサインです。
仕事や趣味などで手や腕を使う頻度が多く、負担の蓄積が蓄積することにより症状が現れまルコとが多くみられます。
実際、デスクワークによる肘の圧迫や、長時間のスマートフォン使用、さらには筋トレやスポーツなど、肘関節周囲の酷使は日常的に起こっています。
このような症状は、整形外科で肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)と診断されます。
これは、尺骨神経(しゃっこつしんけい)が肘の内側にある「肘部管」と呼ばれるトンネルで圧迫され、しびれや痛み、さらには握力の低下といった症状を引き起こします。
日本整形外科学会の発表によると、肘部管症候群は中高年の男性に多く、発見が遅れることで手の機能に大きな支障を来す可能性があるとされています。
今回の記事では、この肘部管症候群について、原因や仕組みを専門的に解説し、日常生活で注意すべきポイントや、早期改善のための対策についてご紹介します。
肘の内側方手にかけての痛み、痺れでお困りの方はぜひ最後までお読み下さい。
肘部管症候群の原因とは?
肘部管症候群は、肘の内側にある「肘部管(ちゅうぶかん)」というトンネル状の空間で、尺骨神経が慢性的に圧迫されたり、過剰に引き伸ばされることで発症する神経障害です。
尺骨神経は、首の脊髄から始まり、肩、腕、肘、前腕、小指側の手へと伸びており、小指と薬指の感覚や、手の細かい動きをコントロールする筋肉に関与しています。
この神経が圧迫を受けると、まず小指側に違和感やしびれが現れ、進行すると「握力の低下」や「手の筋肉の萎縮」にまで至ることがあります。
主な原因としては以下のような要素が考えられます
長時間肘を曲げたままの姿勢
デスクワーク時に肘を机に押しつける習慣
スポーツ(特に野球・テニス)での反復的な肘の使い過ぎ
過去の肘の骨折や脱臼による骨の変形
ガングリオンなどの腫瘤が神経を圧迫するケース
さらに、現代人に多い長時間のスマートフォン操作も、肘部管症候群を引き起こす新たな要因として注目されています。
特に、ベッドで横になりながらスマホを操作する姿勢は、肘を深く曲げる状態を長く維持することになり、神経を圧迫しやすくなります。
このような状態が慢性化すると、神経の伝達が阻害され、「つまむ」「握る」といった動作が困難になるほど、握力が落ちる場合もあります。
握力の低下は、単なる筋力不足ではなく、神経系の異常が関与していることが多いため、早期の診断と対応が求められます。
症状を悪化させない日常生活での注意点
肘部管症候群は、早期であれば生活習慣の見直しによって十分に改善が期待できる症状です。
ここでは、日常生活で気をつけるべきポイントをいくつかご紹介します。
・肘の圧迫を避ける作業環境の整備
デスクワークをされている方は、肘を机の角に当てないよう、柔らかい肘パッドを使ったり、椅子と机の高さを調整して、肘の負担を最小限にしましょう。
・スマホやPCの使いすぎに注意する
スマートフォンの連続使用は、手首や肘の屈曲姿勢を長時間続ける原因になります。
30分に一度は手を伸ばし、肩・肘・手首のストレッチを取り入れてください。
・定期的なストレッチと筋肉のケア
前腕の筋肉(特に尺側手根屈筋)をや軽く伸ばしたり、肘関節の屈伸運動を行うことで血流を促進し、神経への負担を軽減します。
・握力低下を感じたら医療機関へ相談
物がうまくつかめない、力が入らないと感じたら、それは神経障害が進行している可能性があります
整形外科での診察を受け、正確な状態を把握することが重要です。
・日常の動作でも気をつけるべきクセを見直す
例えば、ついつい肘をついてテレビを見たり、頬杖をついて座るクセがある方は、それが神経への圧迫になっている可能性があります。
無意識のうちに肘に負担をかける姿勢を習慣にしないことも、大切な予防策のひとつです。
・重たい荷物を長時間持たない
スーパーの買い物袋や仕事用のカバンなど、腕にかけたまま長時間移動することは、肘や手首に負担をかけ、神経の圧迫を助長することがあります。
特に同じ腕でいつも荷物を持っている方は、左右のバランスを見直しましょう。
こうした生活習慣の小さな見直しが、神経への負担を減らし、症状の改善や予防に大きく寄与します。
まとめ
肘の内側から手の小指や薬指にかけてのしびれや痛み。
これらの症状は、日々の生活の中で少しずつ進行していくことが多いため、「気のせいかな?」と放置してしまいがちです。
しかし、こうした症状が出たときには、肘部管症候群という神経障害が進行している可能性を疑う必要があります。
進行すると、日常生活における動作に支障を来し、重症化すれば手術が必要になるケースもあります。
そのため、違和感を覚えた時点での早期対応が非常に重要です。
生活習慣の見直しだけで改善できる段階を逃さないためにも、自分の体の変化をほったらかしにしないことが重要です。
当院でも、筋肉や関節、神経の状態を総合的に判断し、あなたの症状に合わせた施術や指導を行います。
「最近、デスクワークをしていると肘の外側が痛むことが多くて…。
「マウスを握っているとズーンと重だるくなってくるんです。」
こんなお悩みをお持ちの方は、今回の記事がお役に立てると思います。
はじめに
こんにちは。大阪市北区てんま活法整骨院の木下です。
肘の外側の痛み、いわゆるテニス肘。
テニス肘というと、スポーツをしている人がなると思われがちですが、実は日常生活の中でも多くの方が経験する症状です。
特にデスクワークを中心に生活している方はマウスをずっと握る動作が肘に負担をかけている可能性があります。
本記事では、テニス肘がどのような原因で発生するのか、そして自宅で簡単にできるセルフケア方法や日常生活での注意点について詳しく解説していきます。
是非最後までお読みいただき、参考にしてください。
デスクワークでのテニス肘の原因とは
テニス肘は医学的には「上腕骨外側上顆炎」と呼ばれ、肘の外側部分の炎症が主な症状です。
この症状が起こる原因は、一言で言えば筋肉や腱の酷使にあります。
デスクワークが多い方は特に、次のような要因でテニス肘が発生することがあります。
キーボードやマウス操作など、同じ動作を繰り返すことで前腕の筋肉が過度に緊張し、肘に負担がかかります。
特に、手首を反らす動作が多い場合、肘に負担が集中します。
長時間のデスクワークにより、猫背や肩の巻き込みなどの姿勢不良が生じることがあります。
からだがゆがむことで背中から腕への筋肉に緊張が出ます。
猫背姿勢で座り、腕を前に出す姿勢でデスクに手を置くことで肘に負担がかかりやすくなります。
これらの要因が積み重なることで、肘周辺の筋肉や腱が炎症を起こし、テニス肘の症状が現れるます。
自宅でできる簡単セルフケア
テニス肘を改善するには、日常的に簡単に取り入れられるストレッチやエクササイズが効果的です。
以下に具体的な方法をご紹介します。
肘を伸ばして親指を下に腕を前に出ます。
手首を向けて曲げて、反対の手で指先を体の方向に引きます。
肘や手首の筋肉が伸びるのを感じながら10秒間キープします。
※反対側も同じように行い、左右3回繰り返しましょう
タオルを丸めて手で握り、軽く押しつぶします。
この時に小指、薬指をしっかりと握る意識をします。
普段、人差し指を中心に使うことが多くなるため腕の筋肉のバランスが崩れています。
小指、薬指を意識して使うことでバランスを調えます。
5秒間力を入れて握り、ゆっくり力を抜きます。
10回を1セットとし、2〜3セット繰り返します。
日常生活での注意点
姿勢を変える
デスクワーク中に長時間の同じ姿勢での作業は避けましょう。
定期的に休憩を取ることがオススメです。(例: 30分作業したら5分休む)。
長時間同じ姿勢を続けると、筋肉に過度な負担がかかり、筋肉の緊張が増加する原因となります。
短い休憩を取り入れることで、筋肉をリラックスさせ、脱力と血流改善の効果があります。
手の使い方
ものを持つ際、手のひらを上に向ける。
カバンや、やかんなどを持つ際に手のひらを上に向け救い上げるように持ちます。
手のひらを上に向けることで、肘の外の筋肉にかかる負担を減らすことが出来ます。
使う筋肉を変えることで、肘に痛みが出にくい使い方が出来ます。
スマホの持ち方
まとめ
テニス肘は、スポーツだけでなく日常生活の中でも発生しやすい症状です。
原因を理解し、適切な対策を取ることで予防や改善が可能です。
特にデスクワークが多い方は、体のゆがみに注意しましょう。
小さな習慣の積み重ねが、大きな改善につながります。
あなたの毎日が快適になるお手伝いができれば幸いです。
症状がなかなか改善しない場合や痛みが強い場合は、専門家に相談することをおすすめします。
当院では体のゆがみを軸にした施術と体の使い方をお伝えしております。
日常生活に潜む原因とは?
パソコン作業
キーボードを打つ際やマウスを操作する際に、手首が固定され、腕の筋肉が緊張します。
特に、肘を浮かせた状態で手首だけを動かす姿勢は、肘の負荷を増大させます。
包丁を握って切る動作で、力を使います。
特に、硬いものを切るときや長時間の調理では、筋肉や腱に余計なストレスがかかります。
子どもを抱っこする際、手首や前腕を使って体重を支えうことで肘に負担がかかります。
同じ姿勢を長時間続けることで筋肉が疲労しやすくなります。
ドライバーやのこぎりなどの工具を強く握る作業で負荷が集中します。
負担が積み重なることで、炎症や損傷を起こします
原因から見る注意点
筋肉や腱の疲労→損傷→炎症
テニス肘を放置すると
セルフケア
1. 緊張状態を軽減するストレッチ
肘周りの筋肉の緊張を緩めることで、改善を目指します。
前腕のストレッチ
肘を伸ばして親指を下に腕を前に出ます。
手首を向けて曲げて、反対の手で指先を体の方向に引きます。
肘や手首の筋肉が伸びるのを感じながら10秒間キープします。
※反対側も同じように行い、左右3回繰り返しましょう。
手首の回転ストレッチ
椅子に座り、反対に手で毛を支えて持ちます
ゆっくりと手首を回し、外回しと内回しをそれぞれ5回ずつ行います。
2. 冷却と温熱の活用
動かした直後に痛む場合:氷嚢やアイスノンを使い10分程度当て、腫れと炎症を抑えます。
慢性的な痛みの場合:蒸しタオルを10分程度当てて、筋肉を緩めましょう。
3. 日常生活での注意点
負担の軽減:重いものを持つ際は両手を使い、手首の負担を軽減しましょう。
作業姿勢の改善:キーボードやマウスの高さを調整し、肘が無理なく動く姿勢を心がけます。
定期的な休憩:同じ動作を続ける場合は、30分ごとに休息を取り、数分間手を休める習慣をつけましょう。
まとめ
はじめに
肘の内側に痛みが出るの原因とは
こんな方は要注意
自宅で出来るセルフケア
指のストレッチ
前腕のストレッチ
まとめ
てんま活法整骨院
まずはお気軽にお問合せくださいね。
電話番号:06-6352-7800
所在地 :大阪市北区松ヶ枝町1-41
JR東西線 大阪天満宮駅より徒歩6分 地下鉄南森町駅より徒歩8分
営業時間:平日 9:00〜21:00
土曜 9:00〜18:00
休診日:木曜日・日曜日・祝日